心肺蘇生法 No,6
(感染防止具がない等人工呼吸をしない編)

胸骨圧迫心臓マッサージ(8歳以上用)
 
胸の真ん中(赤丸部分)に片方の手の付け根(赤丸部分)を置き、もう片方の手を重ねて4〜5cm胸骨を圧迫します。
左の写真の胸の赤丸と右の写真の手の赤丸とが重なるように手を置き、赤丸の部分だけに力が加わるようにします。

胸骨圧迫をする際、垂直に押せれるようにように次のことをします。(上の写真参照)
1、腕はまっすぐ伸ばし、圧迫する時も腕が曲がらないようにします。
2、足は立ちひざをし、肩幅に開きます。
垂直に押さないと心臓を十分に圧迫できない他、肋骨を折ってしまう可能性もあります。

指は組んでも組まなくてもどちらでもいいですが、指にも力が入って肋骨も圧迫しないよう注意してください。

フェイスシールド・ポケットマスクがない場合、AEDか救急隊が到着するまで胸骨圧迫を途絶えることなく実施してください。非常に疲れるので疲れたら他の人と交代してください。最高2分を目安に交代するとベストです。
※胸骨
胸の真ん中には縦に硬い1本の骨があります。心臓マッサージではこの胸骨を押すことにより胸骨の裏にある心臓を圧迫して血液を全身へ送ります。
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